Wood Custom Guitars Vibe-5 Buckeye Burl
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商品コード: WoodCustom-Vibe-5-Custom-BuckeyeBurl
メーカー: Wood Custom Guitars
当店初入荷の国産ハンドメイドブランド、ウッドカスタムギターの5弦、入荷です!
ウッドカスタムはその名の通り、材にこだわり・・・という説明はもう、皆さんのほうがよくご存じですね。
琵琶湖のほとりですべての作業を、製作者の上田さんが・・・も、ご説明不要ですね?
もう少しで10周年・・・というのも、ご周知のとおり。
と、ベーシストさんには説明不要のブランド、ご縁のご縁でお裾分けいただきましたこちらは、ほんと、こだわりの材といいますか、日本でも、こんな材があるんだ!という第一印象。
トップ材は選ばせていただいた記憶はございますが、のこり、詳細はどういたしましょう?とお話したところ
「あとは任せていただいたほうがいいですね!」と、言われましたら、それはもう、シェフのお任せベース、果報は寝て待て、です。
前置きは置いときまして、実際にみていきましょう。
トップはみなさん大好き、バックアイバール!
ここ最近は各ブランドでも採用が多く、流通量が増えているようですが、ここまでバランスのよい濃淡が入ったものはなかなかな見受けられませんね。
水墨画のような力強い、黒?青?にも感じる部分と、本来の白っぽい部分、どちらも楽しめます。
写真ではお伝え出来ない、生で近づいてゆっくり、目を移動しながら、お楽しみください。
指板は「こういうのがあったので使いました!」と2トーンのエボニー。
仕様書にはただの「Ebony」表記なのに、
白太部分でよいでしょうか、少し、ピンクがかった感じもあり、ちょうどセンターに合わせていただいた配置がまた、きれいですね。
さて、おもて面だけでも、わぁ~いい感じで仕上がってきたな~と思ってましたら、あら?なにか・・・ボディサイドに線が入っている・・・
さらに裏返してみますと、お!なんだこれは!という、縦横、碁盤目のように張り巡らされた木目。
縦は深い木目に、横はくっきりと入ったフレイムでしょうか。
こちらも仕様書では単なる「Ash」とのみ。
全体的なカービング処理もとてもきれいでして、ボルトオン付近はちょっとスラントされています。
特にこの部分の木目をみますと時空の歪み、のような不思議な空間を感じます。
ネックはとてもすっきりなメイプル。
よくみますと、少しフレイム感じ、さらにじっとみますと、柾目の間隔が程よく均等で、もしかしてここも、こっそりと上等品を使っていただいてるのかも?
ネック裏にはエボニー(先ほどお電話で確認いたしました)を添えていただいて、ネック全体はより上品でシックに。
あまり、お時間かけすぎてもいけませんので、電装系にいきましょう。
ピックアップはウッドカスタムさんも参加されているエバートーン。
国内有数のビンテージ機材を有し・・・というご説明も、割愛させていただいてもよさそうですね。
どうも、各界のスペシャリストが集まって出来上がったピックアップだそうです。
そういう特別なピックアップをざっと測りましたところ、60年代JB位置に搭載。
プリアンプは伝統のバルトリーニのXTCT。
3バンドのミドルはパネル内部のトリムでカットのみ。
表にはスタックのトレブル、ベースとなりまして、センタークリック有り。
ほうほう、ブースト、カットか、と思っていますと、お電話が。
「ブーストのみの仕様で、途中のクリックは目安として」
ということで、敢えてのセンタークリック仕様になっているとのこと。
基本は、すべて絞ってフラット。
そこから、半分ぐらいがクリック、さらにフルブースト、という感じで、
「センターから少し絞るぐらいがお好み」
など、感覚的にも便利な仕様になっています。
プリアンプのバイパススイッチもついておりまして、切り替えてもほどんど、変化のない感じですごいな、とおもってましたら・・・
仕様書には「with KarDian」
早速調べてみますと、同じ滋賀県のペダルブランドさんで、商品名はトレハロース。
こちらも難しいことはわかり兼ねますが、「アクティブ、パッシブで位相を同じにしてくれる」装置だそうです。
配線をみましても、XTCTのアウトプットの後に通されています。
それで、ここはおそらくになりますが、アクティブパッシブ、切り替えても違和感ないといいますか、切り替えたときの腰砕け感のようなものがありませんでした。
さて、そろそろ、弾いてみましょう。
ネックの握りは、なにか、懐かしさも感じる安心の日本製。
太さもある程度あり、ほっそり、という感じでもないので、10年20年誓うのでも安心そうです。
ボディバランスもしっかりかんがえられてるようで、4キロ後半の程よい重さ。
もちろん、ヘッド落ちなど気になりませんのでご安心ください。
やっと、アンプに通してみますと・・・
出来立てほやほやの楽器にしてはアダルトな感じがしました。
もしかしましたら、これがエバートーンの「味」なのかもしれませんね。
がっと出すぎず、かといって、芯はしっかりあり、パッシブでも、指弾きからそのまま、スラップに移っても、しっかり、抜けてくれます。
そのため、プリアンプONは、補正的な使い方から、ここぞ!というときに切り替えるパターンとしても。
2バンドのトレブルは優しく、フルブーストしても、嫌みなく。
ベースはかなり上がりますので、あげても半分ぐらいでよさそうです。
パッシブトーンもしっかりと準備されていまして、こちらも、フルカットしても、芯は抜けません。
XTCTの2バンド+パッシブトーンの3つを積極的に使うと、かなりの場面に対応もできそう。
まだまだ、ご説明したい部分もございますが、残りは
「評判通りです!」と割愛させていただいても良いかもしれません。
製作者の顔が思い浮かぶベースというのは、楽しいですね!
【主な仕様】
・カラー: Clear Satin
・ボディ:Buckeye Burl/Ash
・ネック:Maple Neck 21F34" Bolt-on
・指板:Ebony
・ピックアップ:Evertone Gene Single Coil Pickups (60's spacing)
・プリアンプ:Bartolini XTCT with KarDian Trehalose
・コントロール:Volume,Balancer,Tone,Treble/Bass(Stack),Active/PassiveSW
・ペグ:Gotoh
・ブリッジ:Hipshot B 19mm
・重量:4.59Kg
・Gatorハードケース付属
・保証:メーカー1年保証