Rickenbacker 4005V Fireglo

¥ 924,000 税込

加算ポイント：8,400pt

商品コード： RickenBacker4005V-Fireglo

リッケンバッカーベースの中でも、4003と合わせてファンの多い4005。

こちらがリビルドされ「4005V」として復活いたしました。


当店には最初に黒、ジェットグローがはいりまして、とても良い印象でしたので、赤もお迎えさせていただきました。


先にざっと仕様をみていきますと、デザイン、細部のパーツなどは、当時をしっかりと再現。

あるもので、ちゃちゃ、っと作ればよいのかも、ですが、この辺り、しっかりとこだわるところはこだわるのがリッケンバッカー社。

ディーラーさんからお話を伺ったところ、いまだ、家内工業的に、家族経営を受け継いでいるそうです。

そのため、クイックな仕様変更やコスト度外視のこだわり部分などなど、いろいろと作れるわけですね。

Rマークのテイルピースからこの楽器がチェンバードでなく、セミアコというのが伝わってきます。

ブリッジ駒は昔の4003でも見られた、懐かしい切りだしの金属のようなバー。

コントロールも当時のそのままで、第5のノブ、小さなノブは、フロントPUのボリュームを50％ほどまで下げる「ミキサー」

今となってはほとんど使われることないとは思いますが、この辺りもしっかりと当時を再現しています。
（反時計回りにしていただいて、100％出力になります）

ボディはメイプルで作られ、トップは緩やかなアールを当時と同じく再現。
ファイアグロー、赤のバーストは、中心部はメイプルの木目も楽しめますね。

バックはランチタイムにも役立ちそうな大きなフラット。
チェッカー柄のバインディングもしっかり手作業で再現されています。


ここまでは、当時をしっかりと再現されておりますが、長く使う、使いたいものですが、ネック周り、しっかり最新となっています。

数年前からあたらしくなりましたカマボコシェイプにセンターにウォルナットを挟み込んだスカンクネック。

万が一、ネックに動きがあったときに・・・大切なトラスロッドも、最新のダブルアクションの1本。

ペグも最新のシャーラー製と、ネック周りはこっそりと、最新がボディにセット。

ただ、指板は昔ながらのしっかりてかてかと塗装されていまして、ポジションマークは砕いた真珠を埋めたりと、見た目では新作とはわからないぐらい、自然な雰囲気です。


実際に触ってみましても、特に、古いベースだから扱いにくい、というところはありませんでした。

ネックはいつものリッケンですし、ホロウボディでも、大きく作られていますので、バランスよく、ヘッド落ちなどはありませんでした。

生音では軽やかにちょっと振動も。

アンプにつなぎましても、見た目や生音と同じ、心地よいサウンドが出てきまして、にやり。

柔らかい、と思いましても、ピッキングの強さで立体的といいますか、ローの深みをコントロールできます。

ちょっと強めに弾くとボディも一緒に少し、激しく振動してくれ、ある意味、ソリッドよりも、弾き手のコントロールが重要になるベースです。

ピック弾きでも甘い柔らかさがここちよいですね。


リッケンとしては、高い・・・かもですが、急に生産終了となることも多いですので、気になる方はお早めに。






【主な仕様】
・カラー:Fireglo
・ボディ:Maple Hollow
・ネック:Maple/Walnut, Set neck　33 1/4″
・指板: rosewood Clear Paint
・ピックアップ:2 Vintage Single Coil Toaster Top
・プリアンプ:なし
・コントロール:2Volume, 2Tone,Mixer
・ペグ:Schaller Deluxe Machine Head
・ブリッジ:4 Saddle Vintage Type
・重量:4.16Kg
・専用Hard case付属
・保証:メーカー1年保証