Benevolent Basses Carnival 5 Munir Hossn Signature

¥ 748,000 税込

加算ポイント：20,400pt

商品コード： Benevolent-Carnival5-MunirHossn

お隣、韓国からオールハンドメイドベースが当店初入荷。

ブラジル出身で、現在はフロリダを拠点に世界で活躍するムニール・オッスンさんシグネチャー。

2024年の来日時、重低音ながらすごく心地のよいサウンドに惹かれ、オーダーしてみました。


さて、やはり、目を引くのが上のほうにある、まあるいもの３つ。

見たことないものをみると、最初は不安を感じますが、中身はフロントボリューム、リアボリューム、パッシブトーン。

パッシブ2ピックアップベースの定番コントロールが、胸元近くに移動されています。

最初はなぜここに？と思いましたがいろいろと利点がありそうでして、大きなノブのため、微調整がしやすいですね。

また、これは店長主観になりますが、コード弾き、ピック弾きなど、上から下に「ストロークする前」に、コントロールが触れる、という利点があるのかも？など。

それでもやっぱり、大丈夫かな？と心配になりますが、不思議と違和感がなくなってきます。


そのコントロール付近と、対面に開く穴からもお分かりとおりのホロウボディはアルダー。

トップ材の縞々はレッドウッドのようにも見えますが、赤松の大きくウェイブが入ったもののようです。


ネックは指板ともにシンプルにメイプルで、スケールはちょっと短めの33インチ。

12Fあたりのムニールさんのシンボルがシグネチャーの証。

ボディとはセットネック方式。


早速、手に取りますと、ホロウボディと言いましても、生音はエレキよりちょっと大きいかな、という程度。

重量も4キロちょっとと、通常のソリッドと同じ感覚。
（体積はしっかりと大きめ）

33インチのブリッジ部17mmピッチのネックは程よい太さときれいなヒール処理で、左手も24Fまでストレスフリー。


う～ん、まあ、でも、ホロウってこんな感じかな・・・と思いつつ、アンプにつなぎますと・・・

アギュラーのパッシブハムバッカーから出力されるサウンドが目を覚まします。


LowBはどのあたりを弾いても、重低音。

歪むぎりぎりを進んでいくような、超低音から優しく包んでくれる感じなんです。

G弦やD弦ではホロウボディらしく、柔らかさに、強く弾くと、ちょっとぶりっと、ボディが鳴ってくれるようなアコースティック感も。

優しくつま弾いても、生音では聞こえなかったような温かなサウンドが俊敏に出力されるんです。


ホロウボディは、見た目のアコースティック感を醸し出したり、軽量化が目的もございますが、こちらのベースはサウンドコントロール目的、というのも大きそう。

まれにどこかの音だけ、詰まったり、共鳴しすぎて・・・というホロウやアコースティックベースもございますが、こちらのベースはきれいに制御されている感じなんです。


もしかしましたら、いろいろな試行錯誤の上で、結果、このような特徴的なデザインになったのかもですね。


オールハンドメイドのため、塗装面など仕上げは粗削りな部分もございますが、このあたりも弾き出すと全く気にならなくなると思います。


ムニールさんの卓越した演奏に素早く反応できる、答えてくれるベース、ぜひお試しください。


※塗装部分がちょっとムラなどございますが、すべてハンドメイドのため、このままの状態でお届けいたします。演奏上は問題ございませんのでご了承ください。




【主な仕様】
・カラー:Natural Satin
・ボディ:Douglas Wavy/Alder(hollow)
・ネック:3-pc Maple 24F33'
・指板:Maple
・ピックアップ:Aguilar DCB
・プリアンプ:none
・コントロール:Volume,Volume,Tone
・ペグ:Hipshot UltraLite
・ブリッジ:Hipshot A 17mm
・重量:4.37Kg
・GATORソフトケース付属
・保証:メーカー3年保証